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「少年野球にいくらかかるか」は、調べればある程度出てきます。
でも、ほとんど書かれていないのが——そのお金が、いつ出ていくのかです。
こんにちは、少年野球パパのひつじです。自分自身も野球経験者で、息子は学童野球チームに所属中。「これって、うちだけ?」と不安になる少年野球のあれこれに、わが家の実体験でお答えします。
息子が入団したのは2025年の12月。そこから8ヶ月が経ちました。
今日は、わが家が実際に払ってきたお金を、時系列で並べてみます。総額を知るのも大事ですが、「いつ、どれくらい出るのか」がわかると、心の準備がまるで違います。
そして後半では、ネットにあまり書かれていない「見えない出費」についても正直に書きます。個人的には、そこが一番お伝えしたいところです。
先に結論を言っておきます。最初の2週間に山が来て、あとは意外と静かです。
入団前:体験会は0円でした
まず、体験会のとき。
うちのチームの体験会は、無料でした。しかも案内には「持ち物は必要ありません」と書かれていました。道具はすべてチームのものを貸してもらえます。
ただ、わが家は少しだけ事情が違いました。
実は、体験会に行く前から、息子はグローブを持っていたんです。私が野球好きということもあって、先に買ってあげていました。素振り用のバットも、同じく入団前から家にありました。
なので、体験会にはグローブだけ持って行きました。
・グローブ 約5,000円(入団前に購入済み)
・素振り用バット 約5,000円(入団前に購入済み)
⚾ ここ、誤解しないでほしいのですが——先に買う必要はまったくありません。 うちはたまたま先に買っていただけです。体験会は手ぶらで行って、続けられそうだと思ってから買う。そのほうが絶対に安全です。
体験会で何をするのかは、こちらに書いています。
→ 体験会って何するの?持ち物は?迎える側のパパが中身を全部紹介します
2025年12月、入団決定:ここが最大の山
そして入団を決めた瞬間。ここが一番お金が出ます。
案内をもらってから、1〜2週間で一気にそろえました。少しずつ、ではありません。すぐ練習が始まるので、一気です。
【道具】
・スパイク 約5,000円
・トレーニングシューズ 約6,000円
・練習着一式 約10,000円
【チーム関係】
・チームTシャツ4着 6,470円
・月謝(12ヶ月分を一括) 24,000円
合計すると、約5万1千円。
正直に言います。財布を開くとき、ちょっと構えました。2週間でこの金額が出ていくわけですから。
このとき買った道具は、今も使っています。実際に使っているのはこの3つです。
練習着まわりは、アンダーシャツ・ズボン・ベルト・ソックスをまとめて1万円ほどでした。内訳はこちらです。
→ ユニフォーム代はいくら?「支給されるもの」と「自費で買うもの」を実例で解説
わが家はすでにグローブを持っていましたが、これから買う方はここにグローブ代が乗ります。合計すると約5万6千円。
入団前から使っているグローブとバットは、この2つです。どちらも5,000円ほどのもので、今も現役です。
初期費用の内訳は、別の記事に詳しくまとめています。
→ 初期費用はいくら?入団時に実際に払ったお金を全部公開します
なお、月謝は月払いも選べました。うちは一括にしましたが、月2,000円ずつにすれば、最初の負担は約2万9千円まで下がります。
⚾ これは大事なポイントです。「一括じゃないとダメ」と思い込まなくて大丈夫。入団前に必ず確認してみてください。
月謝の相場については、こちらに書いています。
→ 月謝の相場はいくら?わが家と近隣チームのリアルな金額を公開
12月〜2月:ほぼ、何も出ません
さて、山を越えたあとです。
わが家は雪国です。12月から2月は、外で野球ができません。練習は体育館になります。
この時期、追加で出たお金は——ほぼゼロでした。
道具は最初にそろえたもので足ります。体育館なので、雨具も日焼け止めも要りません。遠征もありません。
ただし、まったくのゼロではありませんでした。飲み物代は冬もかかります。水筒に入れるお茶やスポーツドリンクは買い続けるので、月1,000〜2,000円ほど。補食はほとんど要らなくなりましたが、飲み物はシーズン中と変わりません。
もうひとつ、体育館練習には親の室内用シューズが必要でした。わが家は室内用のトレーニングシューズを、地元のスポーツ用品店で6,000円ほどで買っています。
とはいえ、シーズン中と比べれば驚くほど静かな3ヶ月です。
入団前は「毎月どんどん買い足すことになるのでは」と身構えていたのですが、実際はそんなことはありませんでした。
2026年3月:雪が溶けて、お金が動き出す
春になって、雪が溶けて、グラウンドが使えるようになりました。
ここで、2つの出費が始まります。
① 軟式ボール(J号・2個入り) 約1,200円
外でキャッチボールができるようになったので、家用のボールを買いました。入団から3ヶ月後です。
「必要になってから買った」の、いい例だと思います。もし入団と同時に買っていたら、3ヶ月間、押し入れで眠っていたはずです。
小学生はJ号を選べば大丈夫です。種類の違いはこちらに。
→ ボールの種類は?小学生は「J号」を買えばOKな理由
② 遠征費
3月から練習試合が始まりました。ここで登場するのが遠征費です。
これは道具と違って、行くたびにかかるお金です。高速代、ガソリン代、食事代——積み上がって、1回で約2万円かかった遠征もありました。
正直、わが家が「思っていたより出るな」と感じたのは、道具代ではなくこちらでした。
→ 遠征費は1回いくら?泊まりで約2万円でした
ここからが本題:ネットに書かれていない「見えない出費」
さて、ここからが今日の本題です。
道具代と月謝は、調べれば出てきます。でも、実際に入ってみないとわからないお金があります。わが家のケースを、包み隠さず書きます。
① スポーツ保険料 → 月謝に含まれていました
まずは、いいニュースから。
少年野球では、スポーツ保険への加入が必要になるのが一般的です。ところが、うちのチームは月謝2,000円の中に保険料が含まれていました。
これは嬉しい誤算でした。月2,000円で保険込み。あとから別途請求、ということがありません。
⚾ ここはチームによって違うはずです。「月謝に保険料は入っていますか?」——入団前に聞いておくと安心です。
② 当番のときのお茶代(自腹)
これが、私が一番「なるほど」と思った出費です。
平日の練習には当番があります。当番に当たった日は、子どもたちの水筒を補充するためのお茶やスポーツドリンクを、2リットル自腹で買って持っていきます。
1回あたり、200〜300円程度。当番が回ってくるのは、今のところ月1回くらいです。
ただし、毎回買うわけではありません。2リットルを1回で使い切ることは少ないので、余ったぶんは次の当番の人に引き継がれます。わが家も、前の当番の方が買ったものが残っていて、買わずに済んだ日がありました。
金額としては小さいです。でも、これは「道具代」にも「月謝」にも入っていないお金なんですよね。こういう細かい実費が、たまに発生します。
(当番の頻度は部員数によって変わるので、大所帯のチームならもっと少ないと思います)
当番も含めた親の関わり方は、こちらにまとめています。
→ 親の関わり方ってどこまで?当番のリアルと、正直な本音
③ 打ち上げ・祝勝会
そして、これが一番読めない出費です。
大会のあとには、打ち上げや祝勝会があります。子どもも一緒に参加します。
かかる金額は、やり方でまったく違います。
・弁当を買って公民館でやる場合 → 安く済みます
・焼肉屋でやる場合 → それなりにかかります
わが家の感覚だと、こんなところです。
・私と息子の2人だけ参加 → 4,000〜5,000円くらい
・ママと妹も参加(家族全員) → 1万円弱
家族で行くと、けっこうな金額になります。ただ、これは「野球の費用」というより「家族の外食」に近いので、負担感はまた別ですね。
⚾ ここも事前に聞けます。「打ち上げってどんな感じですか?」——体験会や説明会で、先輩ママさんに聞いてみるといいと思います。
入団前に聞いておきたいお金のことは、リストにまとめました。
→ 入団前に聞いておくべき「お金の質問リスト」8つ
8ヶ月経った今、実際いくら払ったか
では、ここまでの合計です。
【入団前に用意していた分】
・グローブ 約5,000円
・素振り用バット 約5,000円
【入団時(2週間で一気に)】
・スパイク、トレーニングシューズ、練習着一式、チームTシャツ、月謝一括
→ 約51,000円
【その後の8ヶ月で追加】
・軟式ボール 約1,200円
小計で、約6万3千円。
ここに、遠征費と打ち上げ代が乗ります。この2つは回数次第で大きく変わるので、あえて合計しません。
改めて数字を並べて、自分でも驚きました。最初の2週間を越えたあとの8ヶ月で、道具に使ったのは1,200円だけなんです。
「野球はお金がかかる」というイメージがありましたが、少なくとも低学年のスタート時点では、そこまでではありませんでした。
道具の総額と、買わなくてよかったものはこちらにまとめています。
→ 道具一式そろえるといくら?「買ったもの全リスト」と「買わなくていいもの」
これから出そうなお金(正直な見込み)
まだ8ヶ月です。この先は実体験として語れないので、「見込み」として正直に書きます。
【サイズアウト】
息子は小学2年生です。スパイクとトレーニングシューズは、すぐサイズアウトしそうだなと思っています。足の成長が早い時期なので、ここは覚悟しています。
【バッティング手袋】
まだ「欲しい」と言われていません。言われたら買うつもりです。言われるまでは買いません。
【キャッチャーミット】
そして、最後にこれ。
自分のキャッチャーミットが欲しいんです。時期をみて買おうと思っています。
……はい、息子ではなく、私がです(笑)。
息子の球を、ちゃんとしたミットで受けてやりたい。それだけです。完全に趣味の出費なので、家計にはコッソリ相談することになりそうです。
野球経験者のパパが少年野球に関わると、こういうことが起こります。子どもの道具を選んでいるうちに、自分が欲しくなるんですよね。同じ症状の方、きっといますよね?(笑)
正直な実感:思ったよりかからなかった
最後に、8ヶ月やってみての本音を。
思ったよりかかりませんでした。
一番驚いたのは月謝です。「月2,000円です」と聞いたとき、「え?そんなもん?」と本気で思いました。しかも保険料込みです。
子どもたちが通っていたスイミングの月謝が6,600円なので、それと比べても安いです。
→ 費用は高い?スイミングと比べてわかった「お金と時間」のリアル
ただし、楽観だけはできません。
遠征が増えると、高速代がかさみます。 これから学年が上がって、遠くの大会に出るようになれば、確実に増えていくはずです。県大会クラスになると、宿泊を伴う可能性もあります。
それともう1つ。実際に1年ぶんを計算してみて、一番かかっていたのは道具でも月謝でもなく「食べ物」でした。
→ 一番お金がかかるのは道具じゃなく「食べ物」でした|年5万4千円の実態
なので、わが家の現時点の結論はこうです。
「固定費(月謝・道具)は安い。変動費(遠征・イベント)が読めない。」
年間の合計は、実際に計算してみたところ約14万円でした(入団1年目は道具代が乗るので約17万円)。
まとめ:費用カレンダー(入団8ヶ月の実録)
・体験会:0円。持ち物も不要(うちは持っていたグローブだけ持参)
・入団直後の1〜2週間:約5万1千円 ← ここが最大の山
└ スパイク5,000/トレーニングシューズ6,000/練習着一式10,000/チームTシャツ4着6,470/月謝一括24,000
└ グローブから買う場合は約5万6千円。月謝を月払いにすれば初回は約2万9千円
・12〜2月(雪国・体育館):道具の追加はゼロ。ただし飲み物代は月1,000〜2,000円、親の室内シューズ約6,000円
・3月(雪解け後):ボール約1,200円。そして遠征費スタート(1回約2万円かかったことも)
・見えない出費:当番日のお茶2L(月1回・200〜300円。ただし前の当番の残りがあれば買わない)/打ち上げ(親子2人で4〜5千円、家族全員で1万円弱)
・嬉しい誤算:スポーツ保険料が月謝2,000円に込み
・8ヶ月の小計:約6万3千円+遠征費+イベント代
・今後の見込み:スパイク等のサイズアウト、バッティング手袋、そしてパパのミット(笑)
お金の話は、事前に知っておくほど不安が減ります。
「いくらかかるんだろう」と漠然と怖がるより、「最初の2週間で5万円。あとは月2,000円と、遠征のときの実費」とわかっているほうが、ずっと落ち着いて始められます。
わが家も、始める前が一番不安でした。8ヶ月経った今は——正直、思ったより何とかなるな、というのが実感です。
これから入団を考えている方の、判断材料になればうれしいです⚾
費用を抑えるコツは、こちらにまとめました。
→ 費用を抑える節約術まとめ|ケチっていいもの・ダメなもの
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