【少年野球】小2が代打で初ヒット。その夜、車のライトで素振り

体験談

子どもが初めてヒットを打った日のことを、どう書けばいいのか。

正直、うまくまとまりません。それでも書いておきたいので、そのまま書きます。

こんにちは、少年野球パパのひつじです。自分自身も野球経験者で、息子は学童野球チームに所属中。「これって、うちだけ?」と不安になる少年野球のあれこれに、わが家の実体験でお答えします。

先日の土日、新チームになって最初の大会がありました。2日間の話です。

背番号11。部員11人の、最後の番号

まず、チームの状況から。

夏の県大会が終わって、6年生が引退しました。8人いた6年生が抜けて、部員は19人から11人になりました

県大会はベスト8で終わりました|7点差の逆転と、準々決勝で見た力の差

新チームで、息子がもらった背番号は11番です。

11人のチームで11番。つまり最後の番号です。キャプテンが10番なので、6番がいません。そういうチーム事情もあって、11が末尾になりました。

ちなみに息子は、背番号を渡される日に陸上教室に参加していて、後日あらためてもらいました(笑)。

それまでは18番でした。ベンチ入り自体は前からしていて、ただ出場機会がほとんどなかった、というのが正直なところです。

低学年は試合に出られない?小2は8ヶ月で5打席でした

初日、大差がついた場面で「キター!」

大会初日。朝8時半に小学校へ集合してアップをしてから、会場へ移動しました。

試合は、大勝でした。

点差がかなりついてきて、「そろそろ出番が来るかな?」と思っていたところで、息子の名前が呼ばれました。代打です。

正直に言うと、キター! という感じでした。

チームもイケイケの雰囲気で、こちらも続け続けー!という気持ちで見ていました。

センター前へ。飛び跳ねたのは、私のほうでした

そして、打ちました。

お手本のような、きれいなセンター前ヒットです。

気がついたら「うおーー!!」と叫んでいました。周りのお父さん・お母さんも一緒に喜んでくれて、ハイタッチまでしました。

飛び跳ねていたのは、たぶん私のほうです(笑)。

一塁に立った息子は、少し緊張しているように見えました。それでも走塁は落ち着いていて、そのあとチームのヒットや相手のエラーで、ホームまで帰ってきました

ちなみに2打席目は、高めのボール球に手が出て空振り三振でした。そこはまあ、小2らしくていいと思います。

試合のあと、息子にこう伝えました。

「初ヒットおめでとう。練習の成果を発揮できたね。パパも嬉しいよ」

本当は、もっと興奮していました。帰り道は自分の気持ちを落ち着かせて、あらためて話した——というのが実際のところです。

その夜、「素振りがしたい」と言い出した

この記事でいちばん書きたいのは、実はここです。

その日の夜、息子が「素振りがしたい」と言い出しました。

もう外は真っ暗です。それでもやりたいと言うので、車のライトをつけてやりました(笑)。

わが家は、素振りを「やりなさい」と言ったことが一度もありません。自主練は本人の意思でやるもの、というのがずっとわが家の考えでした。

素振りは毎日やらせるべき?「やりなさい」と言わないわが家の自主練事情

その息子が、自分から言い出した。

打てた喜びが、そのまま「もっと打ちたい」に変わったんだと思います。一本のヒットは、こんなに子どもを動かすのかと、正直おどろきました。

低学年のうちに「やりなさい」と言わずに待つ意味は、たぶんここにあります。

2日目:準決勝は勝ち、決勝は2点差

大会2日目。

準決勝は勝ちました。そして決勝——2点差で負けました

この大会は、勝てば県大会につながる大会でした。あと1つで、その切符を逃したことになります。

相手は5年生の人数が多いチームで、こちらと同じく優勝候補と言われていたチームでした。惜しかった、というより、力のあるチーム同士の試合だったと思います。

なお、この日の息子は打席も守備も出番なしです。前日にヒットを打ったからといって、次の日に出られるわけではありません。そこは現実的なところです。

泣いていたのは、5年生の新キャプテンでした

決勝で負けたあと、新キャプテンの5年生が泣いていました

相当悔しかったんだと思います。

6年生が抜けて、自分たちの代になって、最初の大会。その決勝で、あと2点届かなかった。キャプテンとして背負っていたものが、あの涙に出ていたんだと思います。

正直に言うと、私はあの涙を見られてよかったと思っています。

悔しくて泣ける子がキャプテンにいるチームは、これから強くなります。成長がますます楽しみなチームになりました。

一方、うちの息子は、けろっとしていました

その横で、うちの息子はけろっとしていました

きれいごとを書いても仕方がないので、正直に書きます。

この日は自分が出ていない、というのもあります。でもそれ以上に、まだ自分のことで精一杯で、チーム全体のことを考えられるレベルではないのだと思います。

小2なので、それでいいと思っています。

チームの悔しさを自分の悔しさとして感じられるようになるのは、もっと先です。今は、自分が打てた・打てなかったで一喜一憂している段階でいい。息子には「まだまだ失敗をたくさんする段階だから、たくさん失敗して学んでね」と伝えています。

低学年のうちは、そういうものだと思います。

親としての、正直な気持ち

最後に、私自身の気持ちも書いておきます。

正直、悔しいです。

うちも優勝候補と言われていました。決勝まで行って、あと2点。県大会には届きませんでした。

それでも、この2日間はいい2日間だったと思っています。

息子の初ヒットが見られて、その夜に自分から素振りをしたいと言い出して、キャプテンの涙も見られた。新チームが、どういうチームになっていくのかが見えた2日間でした。

まとめ

・6年生8人が引退し、部員は19人から11人に。息子の背番号は18番から11番へ
・大会初日、大差がついた場面で代打。センター前へ初ヒット
・そのままホームまで生還。飛び跳ねていたのは親のほう
・その夜、本人から「素振りがしたい」。真っ暗なので車のライトをつけてやった
・2日目は準決勝を勝ち、決勝は2点差で敗退。県大会には届かず
・負けたあと、5年生の新キャプテンが泣いていた
・一方、小2の息子はけろっとしていた。今はそれでいいと思っている

低学年のお子さんの出番を待っているお父さん・お母さん。その日は、たぶん急にやってきます。

そして打った日の夜、お子さんは自分からバットを持つかもしれません。そのときは、車のライトでもつけて付き合ってあげてください(笑)。

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